松本市のアミューズメントバー「BULL」(松本市中央1、0263-39-9990)で10月13日、ビリヤードの元世界チャンピオンら3人のプロによるエキシビションゲームが行われた。
出場したのは、台北大会(1998年)で優勝経験のある元世界チャンピオンの高橋邦彦選手(千葉県)、河内健生選手(栃木県)、草野寿選手(福岡県)の日本プロポケットビリヤード連盟所属3選手。
ゲームはエキシビションとして終始リラックスした雰囲気の中行われ、時折見せるプロの妙技や駆け引きなどが多くの来店客を魅了した。
同店のオーナー矢花千春さんは「日本のトップレベルを争うこの3人がこうした形で集まることは滅多にないこと」と話す。今回のイベントは矢花さんが古くからの友人である高橋選手に声をかけ、同選手の後輩となる2選手とともに来店。プロトーナメントスケジュールの間を縫っての実現となった。
「最近松本でビリヤードを楽しめる場所が少なくなってきたが、これを機会に多くの方に楽しんでもらえれば」(矢花さん)という。エキシビションの後には即席クリニックも行われ、各プロとの対戦や個別アドバイスなどが行われた。