松本の新名物となる菓子の開発・普及を図る「松本スイーツコンテスト2016」で現在、和洋問わずスイーツのレシピを募集している。
主催は市や松本菓子組合などでつくる松本スイーツ開発・普及事業実行委員会。現在、市内には100を超す菓子店があるが、「全国的に有名な菓子」「松本といえばこれ、という菓子」がないことが課題だという。「広くアイデアを募り、菓子職人の技を生かして定番と呼ばれるものを作りたい」と同実行委員会。
「商品化部門」では、松本の新名物・定番となりうる可能性を感じさせるスイーツのレシピを募集。形や色、味などで「信州・松本」をイメージさせる要素を盛り込むことが条件で、プロ・アマ問わず誰でも応募ができる。入賞作品は、菓子店などの協力を得て商品化する。
審査員には、ザ・キャピトルホテル東急シェフパティシエ・安里哲也さん、スイーツジャーナリスト・平岩理緒さんらを迎え、来年2月上旬に最終審査を実施。グランプリ、準グランプリ、審査員賞を選出する。
松本市内に居住、または通学している中学生以下が応募できる「夢スイーツ部門」も。「こんな松本スイーツが食べてみたい」という自由な発想の絵・イラストを募集する。
「これまで名物といってもすぐに思い浮かぶようなものがなかった。商品化後も定番スイーツとなるように、ゆっくり育てていきたい」と同実行委員会。「さまざまなレシピを寄せてもらえれば」と参加を呼び掛ける。
応募は郵送で受け付ける。(「夢スイーツ部門」は直接持参も可能)。11月24日まで。応募用紙や詳細はホームページで確認できる。問い合わせは市商工課内事務局(TEL 0263-34-3270)まで。