松本で「ナチュラル&ベジマルシェ」 無農薬野菜や穀菜料理、ワークショップも

「まつもとNatural&Veggieマルシェ」チラシ

「まつもとNatural&Veggieマルシェ」チラシ

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 松本城大手門枡形(ますがた)跡広場(松本市大手3)で8月9日、地元の無農薬野菜の販売やワークショップを行う「まつもとNatural&Veggieマルシェ」が開かれる。

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 松本・安曇野近郊の5軒の有機無農薬農家が出店し、旬の夏野菜をはじめ玄米や白米などが並ぶ予定。「無農薬野菜のおいしさはもちろん、栽培する農家のことも知ってほしい」と主催する「穀野菜きっちんgen」(中央4)の渡邉加代子さん。

 2010年4月にオープンした同店では、今年3月までカタクラモールで総菜の販売を行ってきた。カタクラモールの閉店に伴い、4月から毎週木曜日に店頭で総菜やパンを販売するように。同時に、地元の農家に声を掛けて無農薬野菜の販売も開始した。「野菜は毎回完売するほどの人気。やってみるまでは分からなかったが、需要の高さを実感した」と渡邉さん。「せっかくなので広い場所でもっと多くの人に来てもらえらえば」とマルシェを企画した。

 当日は、市内を中心に県内の飲食店や雑貨店21店も参加。地元の食材を使った弁当、天然酵母のパン、乳製品や卵を使わない焼き菓子など安心して食べられる食品や、ハンドメード雑貨を販売する。アロマテラピー、松本ほうきやキャンドル作りのワークショップなども。「自然素材、体に良いもの、リラックス…キーワードに興味がある人は多い。身近に感じてもらうことで取り入れるきっかけになれば」。飲食は、動物性食材や添加物を使っていない店、雑貨は天然素材や草木染などにこだわる店に絞り特色を出す。

 初開催となる同イベント。定期的な開催を目指し、次回は11月を予定する。「特別なもののように思う人もいるかもしれないが、実は日常になりえるもの。そう思ってもらえるように普段から発信していきたい」と渡邉さん。「興味がある人はもちろん、『おいしいものを食べたい』という人も、足を運んでもらえれば」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は10時~16時。雨天決行(荒天中止)。問い合わせは同店(TEL 0263-39-3393)まで。

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