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松本・伊勢町に「Mt.BARU」 壁一面の黒板で「旬のメニュー」展開

壁の黒板やワインだるを使ったテーブルはスタッフ作

壁の黒板やワインだるを使ったテーブルはスタッフ作

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 松本・伊勢町に3月9日、ワイン食堂「matsumoto Mt.BARU」(松本市中央1、TEL 0263-31-0636)がオープンした。

ゆったりとしたカウンター席も

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 本町通りで昨年9月末まで営業していたバルのスタッフが独立開業。さまざまな木材を生かした壁や、大きな黒板、ワインだるを使ったテーブルなど、内装はスタッフや友人たちで手掛けた。「たくさんの人たちに協力してもらいながら作り上げた」とマネジャーの関森康男さん。店舗面積は約53坪。席数は約80席。

 フレンチベースの料理は「シェフ特製豚のリエット」(450円)、「BARUのパテ・ド・カンパーニュ」(750円)など定番メニュー以外に、「シェフの気まぐれメニュー」にも力を入れる。現在は「ナス&甘長とうがらしのあげびたし」(680円)、「カキのクリーミーなグラタン」(800円)、「ジャンボマッシュルームのオーブン焼き」(880円)など。旬の食材にこだわり、特に野菜は契約している数軒の地元農家から仕入れているという。「常時20種類ほど展開する。ぜひ黒板でチェックしてほしい」と関森さん。

 ワインは県内産をはじめ、ヨーロッパや「ニューワールド」と呼ばれるルーマニア、アルゼンチン、南アフリカのものまで幅広く扱い、グラスワイン(480円~)は常時10種類ほど用意する。ワイン以外のアルコールも充実。自家製の「サングリア」(580円)やフルーツブランデー、ビール、ハイボール、焼酎、日本酒などを取りそろえる。

 4人~100人までパーティーにも対応し、50人以上は貸し切りも可能。「『場所を貸す』だけではなく、パーティー自体を盛り上げる料理やサービス、空間づくりをしたい」と意欲を見せる。「いつ、誰が来ても楽しめる空間にしたい。おいしい酒と料理で、何軒目に来ても満足できる店にしていければ」とも。

 営業時間は18時~24時(金曜・土曜は翌1時まで)。水曜定休。

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