県産農産物の魅力や県内の農産物直売所の情報を発信するスマートフォン向けアプリ「旬ちゃんアプリ」が3月16日、リリースされた。
県農政部が、県産農産物の統一ブランド「おいしい信州ふーど(風土)」の普及を目的に作成。スマートフォンが普及している若い世代をはじめ、幅広い年代に向けてPRする。
同アプリには県の地産地消推進キャラクター「旬ちゃん」がナビゲーターとして登場。「プレミアム」「オリジナル」「ヘリテイジ」の品目を写真とともに紹介する「図鑑」や、県内400カ所以上ある農産物直売所のマップを掲載する。
4択形式のクイズを楽しめる「検定」も。1度の挑戦で10問出題され、8問以上正解すると合格になる。初級・中級・上級の3つのランクを設け、合格すると認定証を発行。特典として「旬ちゃんココだけ動画」を見ることができる。「県の職員でも一筋縄ではいかないくらい、かなりマニアックな問題もある。ぜひ上級クリアを目指してもらえれば」と同部農業政策課農産物マーケティング室の丸山翔さん。「大人から子どもまで楽しめるようにランクを分けた。特典動画はかなりレアなので必見」と開発を担当したウェブ制作会社「タナカラ」(松本市中央3)の中村佳史社長。
農政部として、アプリのリリースは初めてになる。「楽しみながら、県の農産物のことを知ってほしい」と丸山さん。「これからの行楽シーズン、実際に農産物直売所に足を運んでもらえれば」とも。
Android版、iOS版を用意。Google Play、App Storeからダウンロードできる。利用無料。