松本市征矢野に3月1日、コーヒー専門店「三澤珈琲(コーヒー) 松本店」(松本市征矢野1、TEL 0263-87-1511)がオープンした。
1983(昭和58)年に創業した同店は、現在辰野と塩尻で店舗を営業。松本市内での出店は初めてとなる。質の高いコーヒー豆を店内で焙煎(ばいせん)。カフェを併設し、テークアウトにも対応する。席数はテーブル16席、テークアウト専用カウンター4席。
扱う豆の種類は常時20種類以上。「農園指定で買い付けている豆もある。鮮度が命なので、旬のものを入れるようにしている」と店長の三澤優治さん。「マイルドブレンド」「ライトブレンド」(以上500グラム未満300円)、「キリマンジャロ」「グァテマラ」(以上、同340円)のほか、今月のおすすめなどもあり、3月はインドネシア語で星5つという意味を持つ「ビンタンリマ」(100グラム520円)。
店内で提供する「ドリップコーヒー」(450円)は、20種類以上の豆から選ぶことができる。「それぞれの豆に合わせて、豆の量やひき方、お湯の落とし方も違う。ドリップでも豆の持つ個性を引き出したい」と三澤さん。「これだけあると決められないかもしれないが、迷ったら気軽に聞いてもらえれば」。ほかに「カフェラテ」(370円)、「キャラメルラテ」(390円)などエスプレッソを使ったメニューも。「トースト」(190円)、「ホットサンド」(400円)などの軽食や「チーズケーキ」(300円)などのスイーツも用意する。
テークアウトでは「本日の珈琲」「今月のおすすめ珈琲」(200円)など、店内よりも手頃な価格で提供する。「ゆっくりしたいときはカフェで、手軽に楽しみたいときはテークアウトでカウンターも活用してもらえれば」と三澤さん。「高いコーヒーがおいしいとは限らない。その人にとって一番のコーヒーを見つけるお手伝いができればうれしい」とも。
営業時間は9時~19時。月曜(祝日の場合は営業)・第1木曜定休。