松本市は、市民による意見交換会「まつもと未来会議」を2月27日、まつもと市民芸術館(松本市深志3)スタジオ2で開く。
市の「今」を共有しながら未来を描き、その実現のために何をすればよいかを考える場として企画された同会議。「健康づくりに取り組みやすいまちにするには?」「訪れたいまち、もう一度行きたいまちにするには?」など、子育て、文化・芸術・スポーツ、環境、移住促進など8つのテーマを設け、興味があるテーブルに着いて「ワールドカフェ方式」で自由に語り合う。
現在、ウェブサイトや市内35地区の公民館に設けた専用スペースでも意見を募っている。公民館では、「よい地域にするために市民の皆さんが取り組んでいること」として約20項目を掲載。取り組んでいる項目にシールを貼ったり、付せんを使って自由に記入したりすることができる。集めた意見は第10次基本計画(平成28~32年度)策定の基礎資料としてまとめられる予定。
「松本が好きな方、もっとこんな街にしたいという思いがある方など、幅広い年代の方に参加してもらえれば」と、委託運営を行うNPO法人SCOP(中央2)の木亦千尋さん。「一つでも興味のあるテーマがあれば気軽に来てほしい」と話す。
開催時間は18時30分~21時。松本市在住の人は誰でも参加できる。参加無料。申し込み・問い合わせは同法人(TEL 0263-36-9180)まで。申し込み締め切りは2月25日。