松本で「TCアルプ」が「ユビュ王」上演-プレ・パフォーマンスも

ポスターでPRするTCアルプ・下地尚子さん(写真中央)

ポスターでPRするTCアルプ・下地尚子さん(写真中央)

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 まつもと市民芸術館(松本市深志3、TEL 0263-33-3800)で2月18日~22日、同館を拠点に活動する演劇集団「TCアルプ」の公演「ユビュ王」が行われる。

 同作は1896年にパリで初演。「くそったれ!」で始まり、辛辣(しんらつ)でみだらなせりふが続く芝居は当時、大スキャンダルを巻き起こしたという。主人公・ユビュ親父(おやじ)はユビュおっ母にそそのかされ、軍の大尉と共にポーランド王を暗殺し、自らが王位に就く。王になったユビュ親父は、極悪非道の限りを尽くし戦争まで起こすが、やがて追放され諸国を放浪する。上演台本・演出は小川江梨子さん、監修は同館芸術監督の串田和美さん。

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 「ユビュ親父は口も悪いし、やっていることも悪いが、どこか憎めない不思議な魅力がある。最初は『なんだこいつ』と思うが、いつの間にか引きこまれている」と同館広報・安江正之さん。メンバーは昨秋に小川さんと10日ほど事前ワークショップを行い、年明けからは本格的な稽古を開始。小川さんを中心に話し合いながら、全員で作品を作り上げているという。

 PRにも力を入れ、メンバー自らが市内の店舗やギャラリーにポスターの掲示を依頼。2月10日は市美術館(中央4)、15日は池上邸(中央3)でパフォーマンスも予定する。「見ればきっとユビュ親父が気になってくるはず。ぜひ足を運んでほしい」(安江さん)。

 上演は18日~20日19時~、21日・22日14時~。チケットは、一般=3,800円、大学生以下=2,500円。同館チケットカウンターかチケットセンター(TEL 0263-33-2200)まで。パフォーマンスは10日=市美術館・19時~、15日=池上邸・13時~、入場無料。2月28日・3月1日には上田市交流文化芸術センターでも上演する。

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