松本のギャラリー「ギャルリ灰月(かいげつ)」(松本市中央2、TEL 0263-38-0022)で現在、リトアニアのリネンウェアブランド「muku」の洋服展「秋冬のリネン服」が開催されている。
リトアニアリネンを使ったシンプルなデザインのワンピースやパンツ、ジャケットなど13アイテム、約100点を展示。リトアニア在住のアーティスト・ドーヴィレさんとミンドウガスさんが「暮らしの道具としての衣服」をコンセプトに子ども服の制作から始めた同ブランド。レディースやホームラインも展開する。
ゆったりとしたシルエットに、今シーズンは黒・ココア・ネイビー・ライトブルーなどの落ち着いた色味が特徴的。裏地のついたジャケットや、ワイドシルエットのパンツは性別を問わず着用できる。夏のイメージが強いリネンでも、セーターやブラウス、スパッツやカラータイツなどと重ねれば秋冬でも十分楽しめるという。
ワンピースは丈の長いものや短いもの、プリーツがアシンメトリーに施されたもの、紺チェック柄の生地を用いたものなど、デザイン・生地・サイズが異なるアイテムが並ぶ。「子どものワンピースを大人用に仕立てたようなデザインなのに子どもっぽくなくて、20代から60代の方まで幅広く人気がある」と同ギャラリーの滝澤充恵さん。
同ギャラリーでの展示は4回目。リトアニア製の雑貨を扱う中で同ブランドを知り、ナチュラルで飾らないデザインが気に入って展示を始めたという。「mukuの洋服は中性的でシンプルなものが多いので老若男女問わず、重ね着やおしゃれを楽しめる」と滝澤さん。「今の時期だけでなく暖かくなり始める季節にも、四季を通じて重宝すると思う。ぜひ足を運んでほしい」とも。
作品は販売も行う。タックパンツ=1万8,000円~、ワンピース=2万9,000円~、ジャケット=3万2,000円(以上、税別)など。
営業時間は11時~18時。火曜・水曜定休。10月5日まで。