塩尻市の市民交流センター・えんぱーく近くの「しおじり街元気館」1階に「和ダイニング そば処せきや」(塩尻市大門一番町、TEL 0263-87-8737)が7月26日、オープンした。
松本・井川城にある松本店に続いて2店舗目となる同店。ゆったり過ごせるような空間づくりを心掛けたという店内は、席の配置や小上がりの畳などで落ち着いた雰囲気を演出する。「家族連れやグループの利用を意識した」と店長の関谷英之さん。席数はテーブル、カウンター、小上がり合わせて80席。
そばは3種類をブレンドした十割そば。「そば並」(980円)、「天ざる並」(1,480円)のほか、5~6人分の「舟もり」(3,780円)も用意する。ランチタイムは「山賊焼定食」「ソースかつ丼」(以上1,380円)、「山賊焼セット」(1,680円)などの定食やセットメニューも。料理を注文した人はサラダや総菜、ドリンクなどをフリーで利用できるビュッフェ形式を取り入れる。
「夜はそばが食べられる居酒屋」と関谷さん。信州ハーブ鶏や地元で採れた野菜を中心にした料理と地元のお酒を提供する。備長炭火焼きの焼き鳥(151円~)や、「パリっそば大根サラダ」「そば処のだし巻き玉子」(以上518円)などのほか、「旨いっ馬ユッケ」(842円)、「名物ザ・山賊焼」(780円)なども。「女子会」の利用も多いため、「カマンベールチーズ天ぷら」(518円)などチーズ系のメニューや「手作り豆腐のチーズケーキ」(486円)、「そばシフォンケーキ」(518円)などスイーツ類も充実させる。
市街地活性化に取り組む「塩尻街元気カンパニー」が空き店舗となっていた有賀金物店を改修して同館をオープン。テナントとして同店に声を掛けた。「うちが何か応援することができればと思って出店した」と関谷さん。「昼のビュッフェ形式は他のそば店ではなかなかできないと思う。大勢でゆっくり食事を楽しんでもらえれば」と話す。
営業時間は11時~14時30分、17時30分~23時(金曜・土曜・祝前日は24時まで)。水曜定休。