松本・深志に自家焙煎コーヒー豆店「51coffee」-試飲で好みの味探る

コーヒー豆が並ぶ店内

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 松本・深志にコーヒー豆専門店「51coffee(フィフティーワンコーヒー)」(松本市深志3、TEL 0263-87-2537)が5月1日、オープンした。

コーヒーを1杯、試飲できる

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 店内で焙煎(ばいせん)するコーヒー豆は、100グラム500円前後で常時14~16種類を用意。ストレートとブレンドは半々の割合で、季節によって扱う豆を変える。「ストレートの良いところを引き出してブレンドしている。ブレンドは親しみやすいのか、おすすめを聞かれることも多い」と店主の佐藤等さん。店頭に並ぶのは焙煎して5日後までのもの。「風味が落ちない目安は2週間。購入後1週間は、コーヒー本来の味を楽しめるようにしている」

 テークアウト専門だが、来店者はカップ1杯を試飲できる。「まずは1杯飲んで、味を見てもらいたい。その豆を基準にして、酸味やコクなど好みに合ったものをおすすめできる」と佐藤さん。ブレンドは「51ブレンド」「コクありブレンド」(以上470円)、「あっさりブレンド」(450円)のほか「癒しのパリブレンド」(530円)など気になるネーミングも。ストレートはコロンビア、タンザニア、ブラジルなどの産地のものを用意する。アイスコーヒー(1リットル、550円)やドリップバッグコーヒー(90円)も。

 佐藤さんは会社勤めをしていたころから、コーヒーが好きで専門店に通っていたという。「徐々に自分で焙煎したいという気持ちが強くなった」。3年半ほど前に、コーヒー豆を焙煎する仕事に就き、コーヒーの世界へ。昨年4月に松本に移住し、以前祖父が営んでいたという八百屋を改装して、開業の準備を進めてきた。

 店名の「51」は、米メジャーリーグで活躍するイチロー選手の背番号から付けたもの。オープン日も店名に合わせ、毎月1日は「セール日」として豆を1割引きで販売する。「自分のイメージした味を出せるのが焙煎の面白さ。お客さまと話して、好みの味を出していければ」と佐藤さん。「今は業務用にも対応している。今後はネット通販も行いたい」と話す。

 営業時間は11時~18時。木曜・第3金曜定休。

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