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松本で観光活性化のシンポジウム開催-観光を身近に考えるきっかけに

「松本らしいおもてなしってなんだろう」チラシ

「松本らしいおもてなしってなんだろう」チラシ

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 観光活性化のシンポジウム「松本らしいおもてなしってなんだろう」が3月2日、松本勤労者福祉センターで開催される。

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 主催はまつもと城町市民コンシェルジュ。当日は、リッツ・カールトン前日本支社長の高野登さんの基調講演や、中信地域の観光に携わる人たちによる観光談義を予定する。観光談義には、安曇野の文化を発信するイベント「安曇野スタイル」を主催する安曇野スタイルネットワークの元代表・岡本由紀子さん、県旅館ホテル組合青年部総務委員長でホテルニューステーション専務の小林篤史さん、同コンシェルジュ会長の大森女礼さんが参加。松本大学観光ホスピタリティ学科長の白戸洋教授が司会を務める。「岡本さんは大阪市出身で、小林さんは東京のホテルに勤務してUターンした。外からの視点も持つお2人だからこそ分かる町の魅力があると思う」と大森さん。

 同コンシェルジュは、松本駅や市街地で観光案内を行う市民ボランティア。口コミ情報を伝えることで旅の満足度を上げ、地域を活性化することを目指して活動している。「住んでいる人からすると『観光』は人ごとのように思うかもしれないが、実は隣にあるもの。自分たちの普段の暮らしが観光資源になることもある」と大森さん。「参加者も気軽に話せる雰囲気にしたい。フラットに観光を捉えて、一緒に考える場になれば」とも。

 開催時間は13時30分~16時30分。参加には聴講協力券(500円、高校生以下無料)が必要で、上土商店街の増田写真機店で取り扱う。問い合わせは大森さん(TEL 090-3343-5348)まで。

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