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松本のギャラリーで「ちくちく手仕事展」-布作家の作品やカット生地など

会場の様子

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 松本のカフェギャラリー「LABORATORIO(ラボラトリオ)」(松本市大手1、TEL 0263-36-8217)で現在、企画展「ちくちく手仕事展」が開かれている。

「サルビア」のグラフィックデザイナー・セキユリヲさんの作品も

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 昨年に続き2回目となる同展。「CHECK&STRIPE(チェックアンドストライプ)」(本店=東京都武蔵野市)が布小物を用意するほか、今年は布作家の石川ゆみさんの作品と、「salvia(サルビア)」の布製品や雑貨を展示する。

 「CHECK&STRIPE」は、テキスタイルブランド「LIBERTY(リバティ)」のカット生地やポーチ、同ブランドの生地を使って作るキットなどを出展。カット生地はカラーバリエーションも含め45種類を用意する。定番の花柄のほか、街並みや星柄など珍しい柄も。無地のカット生地も豊富で、昨年も好評だったというウールガーゼはストールとしても使える。洗濯をすると適度なしわが出て質感が変化するという。「今年はライムイエローやブルーなど、鮮やかな生地も登場している。色違いで購入する人も」と店主の井藤万紀子さん。

 石川ゆみさんは、リネンやヘリンボーン生地を使い一つ一つ丁寧に作ったバッグ類を展示。タグには赤い刺しゅう糸で「YUMI ISHIKAWA」と手縫いされている。「CHECK&STRIPE」とタイアップしたバッグのキットも用意。2月14日・15日は石川さんを招いてワークショップを開き、大雪の中でも多くの参加者が集い好評だったという。

 「salvia」は雑貨のほか、オリジナルの靴下を出展。ゆっくり編む機械を使用するため、ふんわりとした質感と締め付け感がないのが特徴。同ブランドのグラフィックデザイナー・セキユリヲさんが制作したラグやミトンも展示する。「本人の作品を見られるとても貴重な機会だと思う」

 「冬は家にこもって手仕事を楽しんでもらえたらと思って企画した。入園や入学を控える4月に向けて、さまざまなものを作る材料を見つけてもらえると思う」と井藤さん。「普段あまり手に入らない生地を実際に見て手に取れる。石川さんの作品を購入できることもなかなかないと思うので、足元に気をつけてぜひご来店いただければ」とも。

 作品は販売も行う。カット生地=700円~、石川さんのバッグ=5,800円~、サルビアの靴下=1,575円など。営業時間は11時~18時。火曜定休。入場無料。3月3日まで。2月23日にはマルシェを開催する。

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