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松本のギャラリーで「かご展」-日本各地のかご、作家物など150点超

さまざまなかごが並ぶギャラリー内

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 松本のカフェギャラリー「LABORATORIO(ラボラトリオ)」(松本市大手1、TEL 0263-36-8217)で現在、企画展「かご展」が開催されている。

花かごとしても使える清水さんのかご

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 北は東北、南は九州まで日本各地で作られているかごやザル、コースターなどの小物、合わせて150点以上を展示。清水貴之さん(別府市)、船橋正則さん(名古屋市)、吉田佳道さん(安曇野市)、「おじろ角物(かくもの)店」の作品も並ぶ。

 かごは素材や大きさ、編み方、持ち手の形などでそれぞれ表情が異なる。素材は竹、アケビ、トウなど。「竹といっても、真竹、根曲竹、篠(すず)竹などさまざま。編み方も地域によって少しずつ違う」と店主の井藤万紀子さん。

 清水さんは同店で初の展示。竹細工職人を志し、生まれ育った大阪から別府に移り住んで修業を積み、2007年に独立。伝統工芸「別府竹細工」と清水さんの若い感性が融合した作品は、一つ一つ丁寧に仕上げられている。編み目が荒いかごは、和装にも合い、花かごとして使うことも。

 船橋さんはプレートのようにも使える四角いざるや、取っ手のついたざる、コースター立てなど小物も出品する。吉田さんの「さざなみかご」は昔ながらの銭湯のかごを思わせる丸い形のかご。同店でも常時扱っている定番アイテムで、人気も高いという。

 「夏はかごの気分も高まる。昨年は世界各地のかごを展示したので、今年は日本を中心にした」と井藤さん。「普段の買い物に使えるものから、お出かけ用のものまで幅広いかごが集まった。ぜひ、お気に入りを見つけに来てほしい」とも。

 作品は全て販売する。価格は、ざる=1,995円~、かご=5,040円~、コースター=1,680円など。営業時間は11時~18時。火曜定休。入場無料。8月26日まで。8月10日は、「日本のかご」の著者であるインテリアスタイリスト・小澤典代さんのお話会を開催する。参加費は1,000円。予約・問い合わせは同店まで。

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