松本中心市街地で12月23日、「cheer up &clean up みんなdeサンタ in Matsumoto」が行われた。
サンタクロースやトナカイの格好をした15人が松本駅を出発。沿道の掃除をしながら、中心市街地を移動した。沿道だけでなく車中からも手を振ったり写真を撮ったりする人や、サンタクロースを見つけて笑顔で駆け寄ってくる子どもたちの姿も。「メリークリスマス!」とあいさつしながら、メッセージを添えた松ぼっくりを手渡した。
行進しながら参加者は少しずつ増え、松本城では信州大学ケルト音楽研究会のメンバーと合流。演奏しながら千歳橋まで歩いた。商店街の人たちも店から顔を出し声を掛けていた。
昨年に引き続き2回目の開催。「『今年はやらないの?』と聞かれて、せっかくだから何か企画しようと思った」と企画者の三村昌子さんと吉江彩さん。昨年は掃除がメーンだったが、今年は何か配ろうと考え、市内の飲食店や洋品店7店で来客にメッセージを書いてもらった松ぼっくりを用意し、約150個を配った。「今年はクリスマス前から、各店の人にも協力してもらっていいイベントになった」と三村さん。「メッセージを書いてくれた人、松ぼっくりを渡した人、手を振ってくれた人…たくさんの人の笑顔を見ることができて、とてもうれしかった」と話す。