4人の作家による「編んだ」作品展「春夏編み」-松本のギャラリーで

作り手たちの細かい「編み」の仕事が楽しめる作品ばかりが並ぶ

作り手たちの細かい「編み」の仕事が楽しめる作品ばかりが並ぶ

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 「編んで」作品を制作している4人の作家による展示「春夏編み」が4月24日より、「tonico(トニコ)」(松本市中央2、TEL 0263-34-6621)で開催されている。

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 今回は同店オーナーの山田綾さんによる企画展で、AKI NARUJiさん(アクセサリー)、西舘亜矢子さん(帽子)、peikkoさん(アクセサリー)、ユルリナブックス(本)による作品を展示している。

 西舘さんの作品である帽子は、レーヨンのひもで作られたもの。規則的に編み込まれた帽子には、リボンなどのワンポイントが付き、これも同素材で作られている。作品と一緒に、西舘さんの帽子をかぶった人たちの写真を集めたポートフォリオも見ることができる。

 Peikkoさんはレース編みでピアスやネックレスなどのアクセサリーを作っている。「Tatting Lace(タッティングレース)」という18世紀のイギリスで「婦人の間でもてはやされた」というレースの技法を使って制作されたものも。中には、peikkoさん自身が紅茶で染めた布を使ったコサージュなどもある。

 山田さんは「自分の好きな作家さんたちに声を掛けて、今回の展示になった。見に来た人はもちろん、展示を知らなかったお客さんにも楽しんでもらえるような、お店になじむディスプレーを心掛けた」と話す。作品はすべて購入可能。

 営業時間は12時~18時(最終日は17時まで)。水曜定休(5月8日・20日休業)。入場無料。5月26日まで。

tonicoAKI NARUJipeikkoユルリナブックスクラフトフェアまつもと2008特集【前編】「発信する街」に根付いた心地よい空間(松本経済新聞)フリーペーパー「日和」で松本「工芸の五月」特集-期間中のガイドブックに(松本経済新聞)

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