松本城に11月19日、「熊本県営業部長」として活動するゆるキャラ「くまモン」が登場し、熊本のPRと市民との交流を行った。
くまモンが全国各地に元気を届け、地域間の交流を進めていく「くまもとから元気をプロジェクト」の一環で来松。松本城には、熊本城主・加藤清正が江戸からの帰りに立ち寄った際に贈られた馬がつながれたという「駒つなぎの桜」があり、くまモンはその説明を聞き、動画の撮影やインタビューにも対応。「松本城と熊本城、どちらが好きか」と問われると愛らしい動きと共に「どちらも素晴らしいモン」と答えた。
長野県の観光PRキャラクター「アルクマ」、松本市のマスコットキャラクター「アルプちゃん」、松本山賊焼応援団の「さんぞくん」も登場し、「くまモン体操」を皆で披露した。アルプちゃんのバイオリンをくまモンが手にしたり、抱き合ったりする様子に、駆け付けた来場者たちは「かわいい」と声を上げていた。
くまモンは20日には県庁を訪れ、21日には上伊那郡南箕輪村の大芝高原で、くまモンが優勝した「ゆるキャラグランプリ2011」で最下位になった同村のキャラクター「まっくん」と再会する。