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松本で東京の若手現代美術作家3人がインスタレーション、「膜」コンセプトに

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松本で東京の若手現代美術作家3人がインスタレーション、「膜」コンセプトに

(写真左から)阿部さん、津田さん、渡辺さん

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 松本の多目的スペース兼バー「Give me little more.(ギブミーリトルモア)」(松本市中央3)で現在、東京の若手美術作家3人によるインスタレーション「膜- Re:membrane -」が開催されている。

 「実験建築家」として新たな空間認識の可能性を探る実験や、さまざまなノイズを題材とした作品を制作する津田翔平さん、「美術家・映像作家」として独特な世界を展開する渡辺俊介さん、「記録家」として記憶や感覚、感情など主観的な物事を記録することで客観的なものへと対象化する作品を制作する阿部圭佑さんが出品。約20畳の多目的スペースと2カ所のトイレを使い、自分の心と体、他者と自身、記憶と現実など、隔てているものを行き来したり浸透したりするイメージから生まれた作品を展開する。

 企画者の石田大祐さんが今年7月、東京で行われた3人の展示会「膜|filmembrane」に足を運び、松本でも開催したいと依頼。「前回の展示のコンセプト『膜』を引き継ぎ、松本という場を踏まえることで、その場、その人限りの『膜』の感覚が発生すると思う」と話す。

 27日には、信州大学人文学部の金井直准教授をゲストスピーカーに迎え、作家とのクロストークを開催。作品の制作の動機や手法について話した。「3人それぞれの作品だが、お互いがリファレンスしていて、全体で一つの空間になっている」と金井准教授。「3人で一つのものを作りたいわけではないが、全く独立したものでもなく、感覚を混ぜているような感じ」(津田さん)、「一緒にいるために、お互いを尊重したり、あるときは我慢したりしながら、境界を意識しつつ、作り上げていく」(阿部さん)。

 人が住んでいたこともあるというこの会場に合わせて施した工夫も多い。「会場に入ると自分の作品がまずあるので、空間の誘導や導線も考えて配置している。他の2人の作品の光や音だけではなく、外から差し込んでくる光なども全て考慮した」(渡辺さん)、「展示された作品を楽しむというよりは、空間全体、われわれが意図していないようなところからも何かをキャッチしてもらえれば」(津田さん)。会場内は暗く、目が慣れるまでに時間がかかる。「時間が経過すると膜を抜けたような、見え方に変化が起きる。この空間にある現実を受け止めるには、時間を要するが…諦めないでほしい(笑)」(渡辺さん)。

 開催時間は11時~20時。月曜定休。入場無料。11月3日まで。2日はトークイベント「アートにできること」を開催する(入場無料、要1ドリンクオーダー)。問い合わせは石田さん(TEL 090-1295-1702)まで。

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