ウェブアプリケーション開発コンテスト「Mashup Awards 9(MA9)」の公式イベント「Mashup Caravan&Meetup信州」が10月2日、塩尻インキュベーションプラザ(塩尻市)で開催される。
「Mashup Awards」は、2006年から行われている開発コンテスト。ウェブ開発者が、自ら開発したウェブサイトやスマートフォンアプリなどを通して技術、デザイン、アイデアを競い合う。昨年は466作品の応募の中から、撮影した写真に音声を付けて共有できるサービス「Voicepic」が最優秀賞に選ばれた。今年は最優秀賞には昨年の倍となる賞金200万円を贈るほか、部門賞やテーマ賞なども用意する。主催はリクルートホールディングスの実証・研究機関であるメディアテクノロジーラボ(東京都中央区)。
同イベントは、セミナー「Caravan」とアイデアソン「Meetup」の2部で構成。前半は、MA9への応募を視野に、APIやプラットフォームについて協力企業が説明。トヨタIT開発センターとKDDIウェブコミュニケーションズが協力企業として参加する。後半は開発者だけではなく、デザイナーやプランナーなども参加しグループでアイデアを出し合う。「アイデアソンは軽食付き。懇親会のような雰囲気で話せるので、開発者以外の方も気軽に参加してほしい」とGDG信州の代表・kehiさん。
昨年に続き2回目となる同イベント。「技術はあるけどアイデアが欲しい、デザインはできるが開発は難しい、アイデアはあるが技術力がない…という人たちのマッチングの場になれば」とkehiさんは話す。「これをきっかけに、良いサービスやアプリが生まれればうれしい」とも。
開催時間は18時30分~21時。参加無料。参加申し込みはウェブサイトで受け付けている。