「まつもと演劇工場」、2期生募集-プロと舞台つくり、来春上演

昨年3月に上演した1期生の作品「そして 旅に でた」© 前田聡子

昨年3月に上演した1期生の作品「そして 旅に でた」© 前田聡子

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 まつもと市民芸術館と市民が一緒に舞台をつくる「まつもと演劇工場(シアターファクトリー)」が現在、2期生の募集を行っている。

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 「芸術館を拠点に、松本の人たちと一緒に松本ならではの舞台をつくり上げたい」と同館芸術監督の串田和美さんが企画。2011年の0期生は32人、昨年の1期生は31人が参加し、それぞれ半年ほどかけて作品をつくり上げ、上演を行った。劇作家の加藤直さんが「工場長」を務め、プロのダンサーやアーティストが講師を担当。今期は、舞台美術に島次郎さん、照明に服部基さん、ダンス講師にコンドルズの藤田善宏さん、歌唱指導にこんにゃく座副代表の大石哲史さん、マイム指導に山本光洋さんなど、国内外で活躍する12人を迎え、ワークショップや稽古を行う。

 今期は2クラス制で、0期生・1期生の参加者15人は「乗鞍」、2期生は「白馬」として活動。来年3月に合同で作品を上演する。「白馬」は、9月~12月は「実技編・ワークショップ」として、演劇・ダンス・サーカス・音楽などを体験。来年1月~2月は「実践編・創作期間」として、実技編で学んだことをベースに、「乗鞍」と一緒に作品の場面づくりを進める。舞台衣装や小道具の製作も行う。

 「これまでも市内を中心に県内外から、中学生から70代まで幅広い世代の方々にご参加いただいた」と同館担当の神澤弥生さん。「経験は問わないので興味のある方はぜひ」と参加を呼び掛ける。

 練習は毎週金曜夜、土曜・日曜が中心。本番直前は毎日となる(平日夜、土曜・日曜は午後から)。募集定員は20人。選考会を9月14日・15日に開く。受講料6万円。申し込み締め切りは今月30日。問い合わせは同館(TEL 0263-33-3800)まで。

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