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松本のギャラリーで地元女性作家が3人展-陶器と紙箱など200点

天井からは鳥のモビール「鳥パタパタ」が

天井からは鳥のモビール「鳥パタパタ」が

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 松本城近くのギャラリー「百趣」(松本市大手3、TEL 0263-32-8801)で現在、「大胡琴美・金井三和・AkaneBonBonの3人展」が開催されている。月間イベント「工芸の五月2013」の一環。

「黄色い花」と名付けられたAkaneBonBonさんの紙箱

 松本市在住の大胡琴美さん(陶器)、金井三和さん(陶器)、塩尻市在住のAkaneBonBonさん(紙の箱・小物)による3人展。皿やカップ、花器、紙箱、アクセサリーなど約200点が並ぶ。

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 大胡さんの作品はシンプルな色合いのものが中心。外側にブロンズ入りの釉薬(ゆうやく)を掛け、ザラッとした質感のカップや鉢、釉薬に細かいひび状のものが入る貫入(かんにゅう)入りの皿などを出品する。金井さんは「食べた後にも楽しんでもらえるように」と、底や側面に陶器用のクレヨンで鳥や猫などの動物を描いた器を制作。ネックレスやブローチなどのアクセサリーも用意する。AkaneBonBonさんは紙箱やトレーのほか、置いても壁掛けにも使えるディスプレー用の「おきもの額」、天井にはひもを引くと羽が動く鳥のモビールも。「箱入りオノマトペブローチ」は模様にオノマトペを当てはめ、「ぴか」「ゆらゆら」などの名前が付いている。

 昨年の「工芸の五月」では、指物師・白川武司さんの展示を行った同ギャラリー。「今年はどうしようと考え、なるべくなら若手の地元作家さんにお願いしたいと思っていた」と同ギャラリースタッフの片桐さん。スタッフで相談しているところに、たまたま大胡さんが訪れたことが、同展開催のきっかけになった。「もともと常設で扱いのある大胡さんと金井さん、そして陶器以外のものということでAkaneBonBonさんにも参加をお願いした」

 特に作品のテーマは設けなかったというが、3人とも同ギャラリーの雰囲気をイメージしながら制作。「百趣は三代澤本寿さんがデザインした包装紙を使っているので、なじみがいいかなと思い、柿渋の型染めを久しぶりに取り入れた」とAkaneBonBonさん。「3人で鍋を囲みながら打ち合わせしたかいがあってか(笑)、並べてみると作品のバランスや、ギャラリーの雰囲気にも合っていると思う。ぜひ足を運んでもらえれば」と話す。

 作品は全て販売する。小皿=1,575円~、箸置き525円~、花器=2,310円~、ブローチ、ネックレス=1,575円~、丸トレー=1,800円~、紙箱6,000円~。営業時間は10時~18時。水曜定休。入場無料。5月28日まで。

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