松本で「商店街映画祭」上映式-審査員にALWAYS・山崎監督も

授賞式で総評する山崎貴監督(写真右)

授賞式で総評する山崎貴監督(写真右)

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 松本市の商店街を舞台にした映画祭「商店街映画祭 ALWAYS松本の夕日」が3月30日、中町通りの蔵シック館(松本市中央2、TEL0263-36-3053)で開かれ、約100人の観客が訪れた。

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 同映画祭は市内の商店主やデザイナーら有志が、かつて多くの映画館がにぎわい、何人もの監督を輩出した松本の中心市街地活性化を目指して企画した。なわて通りと中町通りで撮影することが条件で、10分以内の「短編映画部門」、商店街のPRを目的とした15秒または30秒の「商店街PR部門」、携帯電話の動画機能で撮影された「モバイル映画部門」の3部門に応募された13作品が上映された。

 出品作品には、商店主が商店街の昔と今を語る、柳沢演劇研究所の「松本に未来はあるか?」、映画と会場での演劇とをリンクさせた、演劇実験室◎経帷子(きょうかたびら)の「a day in the life」、映画を勉強する高校生が監督・主演した「まちのお菓子ぃ屋さん」など、随所に商店街の風景が映し出された作品が集まった。

 最優秀賞を獲得したのは、stud!o yunfatの「soulmate」。23世紀からタイムスリップしてきた女性が、商店街を捨てて上京しようとする前世の自分を思いとどまらせようとするもの。特別審査員として来場した「ALWAYS三丁目の夕日」の山崎貴監督は「クオリティーが高くびっくりした。ちゃんとドラマにもなっていて、基礎力もある。これからも期待したい」と評した。

 実行委員長の河西徳浩さんは「これからも映画を『作る人』を作っていきたい。松本を映画の街にしていきたい」と次回開催への意気込みを語った。

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