松本城で恒例「月見の宴」-本丸庭園無料開放で雅楽や茶席楽しむ

月見櫓(やぐら)での演奏

月見櫓(やぐら)での演奏

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 十五夜に合わせて松本城本丸庭園を無料開放し、ライトアップされた松本城の夜景や茶席などを楽しむイベント「第13回 国宝松本城月見の宴(えん)」が現在、開催されている。

生け花と松本城を眺めながら楽しむ茶席

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 期間中、17時30分~20時30分に本丸庭園を無料開放。お城を背に、東の空に月が浮かぶ。庭園内では、月見だんごや豚汁(以上250円)の販売、月見櫓(やぐら)でのフルート、三曲(三味線や尺八など3種の楽器による合奏)、雅楽の演奏などが行われる。茶席(1席500円)は期間中、前半は表千家、後半は裏千家が担当。ライトアップされた生け花と松本城を眺め、演奏を聴きながらお茶を楽しむことができる。

 2000年に始まった同イベント。天候にもよるが、例年、6日間で計5000人前後が訪れるという。「今年の十五夜は30日。ぜひ足を運んでほしい」と松本城管理事務所担当者。

 期間中は通常17時の閉城時間を延長し、17時30分~20時30分の間、本丸庭園を無料開放する(天守閣登閣は不可)。臨時駐車場(旧松本建設事務所跡地)も17時~21時の間、無料開放する。10月1日まで。問い合わせは松本城管理事務所(TEL 0263-32-2902)まで。

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