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松本のギャラリーカフェで地元作家6人が木工展-箸作りワークショップも

6人のうち誰かが在廊するので、作品の説明や取り扱い方を聞くことも

6人のうち誰かが在廊するので、作品の説明や取り扱い方を聞くことも

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 松本のギャラリー&カフェ「憩の森」(松本市城山、TEL 0263-38-7660)で現在、「春の木工展」が開催されている。

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 県内の木工作家の作品を展示する同展。参加作家は田島栄次さん(佐久市)、山戸忠さん(上松町)、務台直樹さん、そうぼらくみこさん(以上、松本市)、牧瀬昌弘さん、小林登さん(以上、朝日村)。会場には、椅子やテーブルなど大型の家具や、おわんや小皿などの食器類、フレームなどの小物類合わせて150点ほどを並べる。

 今回で6回目となる同展。「ダイニングテーブルが多いためか、これまでと少し雰囲気が違う」と店長の布施智浩さん。各作家が製作したテーブルは大きさも形もさまざま。務台さんはムク材の味わいを生かしたシンプルなものを、牧瀬さんはキリに漆を塗ったものを、そうぼらさんは2カ所に引き出しを付けたものを、それぞれ展示する。

 3年ぶりに参加した小林さんは漆を塗った皿やおわんを出展。和紙や竹紙と組み合わせた作品もあり、和の雰囲気を生み出している。山戸さんは時計、ランプシェード、積み木などの小物も含め25点ほどを展示。「使うのはだいたい信州産のもの。地元の木材店で、流通に乗らないような少しクセのある木を手に入れることが多い」と話す。

 期間中は6人の作家が交代で在廊し、箸作りのワークショップも行う。クルミ、ヒノキ、シオジなど8~10種類の木材から好みのものを選び、型を利用してカンナで削って作る。所要時間は20~30分。「香り、硬さ、しなり方、手触りなど木によって違うので、好みのものを選ぶ楽しみもある」と山戸さん。「子どもから大人まで、誰でも気軽に体験できるのでぜひ」とも。

 作品は全て販売する。一輪挿し=1,680円~、ランプシェード=8,000円~、スツール=2万1,000円~など。営業時間は10時~18時。入場無料。4月24日まで。

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