松本駅近くの「conglo(コングロ)M」内に12月22日、県内最大級となる大型書店「丸善松本店」(松本市深志1、TEL 0263-31-8171)がオープンした。場所はベルモール25跡地。
1階・2階と地下1階の3フロア構成で、店舗面積は約1050坪。蔵書数は100万冊。一般書や専門書、雑誌、コミックなど幅広く扱う。
地下1階は新書・文庫をはじめ語学書、医学書など専門書がメーン。ギャラリースペースも併設する。1階は文芸書、雑誌のほかに一般文具や同店オリジナル商品などをそろえる文具売り場も。2階は実用書やコミック、児童書などが並ぶ。地下1階と2階には、書籍の検索機と案内カウンターを設置。レジが1階にあることから、買い物用のカゴなども用意する。
「皆さんの期待に応えられるような店作りをしっかり行っていきたい」と秋山粒志店長。前日に行われたレセプションでは、菅谷市長をはじめ多くの人から歓迎と期待の言葉が寄せられた。オープン日も朝から店舗前に列が。「平日でしかも寒い中、多くのお客さまに来ていただいてうれしい限り。期待の大きさを感じる」とも。
近隣には今月16日に「アリオ松本店」がオープン。来年春には現在整備中の松本駅お城口広場が完成する予定で、駅前活性化に期待を寄せる声も高い。同店では22日~25日、井上百貨店とのコラボ企画を実施。同店のレシートを同百貨店に持っていくとクロワッサンを、同百貨店のレシートを同店に持ってくると同店オリジナルの粗品を先着で進呈する。「お互い協力して、より多くの人に足を運んでもらえれば」
営業時間は10時~20時。12月22日~25日は3,000円以上の購入で、オリジナル巾着つきトートバッグを先着1000人に進呈。「ノンタンがやってくる」イベント(各日2回、14時~、16時~)も行う。