松本のギャラリーカフェ「Gargas（ガルガ）」（松本市深志3、TEL 0263-39-5556）で現在、アクセサリー作家・imoこと小松美穂さんの作品展「ポポラス展」が開催されている。

　同展では、シルバーや真ちゅう、ビンテージやアンティークの素材を使ったアクセサリー約200点を展示。アクセサリーはピアスや指輪、ネックレス、ブレスレットとさまざまで、モチーフやデザインも多様。試着できるように鏡も用意する。

　展示タイトルの「ポポラス」は、涙型の葉にたくさんの花を付ける「ユーカリ・ポポラス」のこと。「ずっとポポラスをモチーフにした作品を作りたいと思っていた。試作してみたら大きさもちょうどいいし、きれいでかわいくできた」と小松さん。同展ではピアスとネックレス、ブレスレットを用意する。「たくさんの花を付けるポポラスのように、一つひとつ心を込めて作りたいという思いもある」

　アンティークのレースやパーツを使ったピンも。「ストールを止めたり、ブローチのようにワンポイント使いしたりしてもらえれば。アクセサリーより手頃に他の人と差を付けられるものをと思って…」。野バラとアジサイのドライフラワーも展示。それぞれ、リボンや真ちゅう製のチャームが付く。

　昨年に続き、同店での個展開催は2回目となる小松さん。「前回は大ぶりなアクセサリーを多く出展したが、今回はもっとラフに付けてもらえるものをと思い、小さめのものを多く用意した」

　「自分でも欲しいと思えるようなものが作れた。さりげなく身に着けてもらえるものばかりなので、今までアクセサリーを付けていなかった人も、ぜひ気負わずに見てもらえたら」と小松さん。今後は「お守り的な…孫の代まで使ってもらえるものも作っていきたい」と話す。

　作品は販売も行う。指輪＝1,200円～、ネックレス＝2,400円～、ピアス＝1,800円～、ピン＝2,800円～、ドライフラワー＝500円～など。営業時間は11時～20時。火曜と第1・3月曜定休。入場無料。11月28日まで。