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松本駅ビルに「松本からあげセンター」-素材・ボリュームにこだわり

ボリュームたっぷりの「山賊焼き」を手にする内山店長

ボリュームたっぷりの「山賊焼き」を手にする内山店長

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 松本駅ビル「MIDORI」4階に10月28日、空揚げ専門店「松本からあげセンター」(松本市深志1、TEL 0263-87-2229)がオープンした。

お持ち帰り用購入カウンターも

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 店舗面積は約30坪。席数はテーブル、カウンター、小上がり合わせて54席。弁当や量り売りなどのテークアウトにも対応する。厨房で手作りする空揚げは国産鶏を使用し、松本の老舗・丸正醸造(出川町7)のしょうゆ、信州産のりんごなど地元の素材にこだわる。サイズは大きめで、1個50グラムほど。「あっさりした味付けで、たくさん食べられるようにした」と店長の内山亜矢子さん。

 メニューは「元祖からあげ」(450円)、「山賊焼き」(680円)をはじめ、「からあげ定食」(780円)やミニラーメンが付く「デラックスからあげ定食」、ミニカレーが付く「スーパーからあげ定食」(以上980円)、両方が付く「スーパーデラックスからあげ定食」(1,300円)などの定食メニューも提供する。「ミニラーメンといっても、1玉分あるのでボリュームたっぷり」と内山さん。「からあげカレーライス」「山賊カレーライス」(各880円)、鶏チャーシューがのる「からせんラーメン」(680円)なども。

 アルコールはビール、ウイスキー、焼酎、日本酒、果実酒など豊富に取りそろえる。ハイボール用の特製サーバー「ゼウスタワー」を導入し、超炭酸ハイボールを提供。「角ハイボール」(350円)、「トリハイ」(300円)や、コーラ、ジンジャーエール、カシスなどで割った各種ハイボール(380円)も。通し営業のため、夕方、早い時間帯からの宴会にも対応する。

 運営は「ファインシステムズ」(安曇野市穂高)。同店は、県内で展開する「豚のさんぽ」グループの9店舗目となる。これまで豚料理をメーンに展開してきた同社だが、最近の空揚げブームに注目、専門店を立ち上げた。今月中には長野市内に2号店もオープン予定。「長野で『空揚げブランド』を確立させたい」と意気込む。

 入れ替わりの激しい場所や、集客が難しい場所に出店することが多いという同社。同店は、内外装は解体された家屋の廃材などを使って自社で施工、改装費用を200万円ほどに抑えた。これまで他店舗の立ち上げに数多く関わってきた内山さん。駅ビル4階という立地ながら、オープン日には大勢の客が詰め掛け長い列ができたという。「オープンをきっかけに、駅ビルにお客さんが来て人の流れが生まれれば。駅前を元気にしたい」

 営業時間は10時~20時(ラストオーダー)。

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