日本空手松涛連盟松本明誠会（松本市宮田）が開催している「女性空手教室」が4周年を迎え、人気を呼んでいる。

　一般向けをはじめ、小さな子どもや高校生など老若男女問わず空手の指導を行う同会。女性向け教室は2007年8月にスタートした。同会で指導する吉田友紀さんが「教えるのも教わるのも女性だけで、リラックスした状態でできれば」と企画。現在は約10人のメンバーが会費制（500円）で稽古に励む。「最初は体を動かしたいとか、ちょっと興味があるとか、軽い気持ちで参加してみるという人がほとんど」と吉田さん。続けていくうちに、帯を取りたいという目標を持つ人も多いという。今月6日・７日に松本市で行われた全国大会にも、女性教室として初めて出場を果たした。

　女性教室のほかに、ワンコインで参加できる「子育てママの空手教室」も開催。練習中は、元保育士のスタッフが道場内で子どもを見守る。吉田さん自身も現在育児をしながら指導していることもあり、「すぐそばに子どもがいれば、安心して稽古ができると思って…」と話す。

　「団体スポーツと違い、一人で没頭できるし、時間の融通も利く。共通の目的を持った友達もできる」と吉田さん。「一度来て続けられそうならまた来る…という感じで、まずは気軽に参加してもらえれば」とも。

　女性空手教室は毎週月曜19時45分～、水曜10時30分～と19時30分～、木曜13時30分～。入会金3,000円、会費500円。子育てママの空手教室は火曜・金曜10時30分～。入会金無料、会費500円。詳細はホームページで確認できる。