節分に丸かぶり「恵方ロール」-松本の老舗菓子店「開運堂」が販売

開運堂の「恵方ロール」。パッケージの裏側には長野県から見た恵方が描かれている。

開運堂の「恵方ロール」。パッケージの裏側には長野県から見た恵方が描かれている。

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 松本の老舗菓子店開運堂(本店=松本市中央2、TEL 0263-33-4010)では、節分の日に食べる恵方巻きのロールケーキ版「恵方ロール」の予約を受け付けている。

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 同店で「恵方ロール」を最初に販売したのは2005年。直営店「あずみの菓遊庭」(安曇野市三郷温)のオープンに伴い、何か記念に販売しようと企画された。当初はまだ「恵方巻き」自体の認知度は低かったが、好評を得て翌年も販売。昨年は名前を正式に「恵方ロール」とし、販売を行ったところ、予約だけで完売するという人気に。今年も1,500本の販売を予定しているが、すでに1,000本ほど予約が入っているという(1月25日現在)。

 生クリームといちごをスポンジ生地で巻いたシンプルなロールケーキは、職人の手作りであまり多くの数は作れないという。昨年はシールを貼っただけの簡単なパッケージだったが、今年は開発チームがパッケージも考案。店名でもある「開運」と、縁起のよい招き猫を入れ、裏には恵方がわかりやすいようにと長野県の地図も入れた。「黙って、恵方を向いて、みんなで丸かぶりしてもらえれば」と常務取締役の渡邉恭子さん。

 価格は1本400円。予約・販売は直営店5店舗のみで、店頭・TEL・FAX・Eメールで受け付けている。販売は2月2日・3日。予定数に達し次第終了する。

開運堂岩田屋本店で「恵方巻」各種取りそろえ-今年の恵方は南南東(天神経済新聞)おかげ横丁で限定「恵方巻き」-4店舗の料理長が腕を振るう(伊勢志摩経済新聞)

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