松本パルコ（松本市中央1、TEL 0263-38-2111）は「春の大型改装」で12のショップをオープン・リニューアルした。

先駆けてオープンした「OakLeaf（オークリーフ）」

　今回の改装は第1弾。第2弾は今月15日、グランドオープンとなる第3弾は今月28日を予定する。全部で26店舗、800坪の大規模改装となる。

　3月5日に先駆けてオープンした「OakLeaf（オークリーフ）」（本店＝松本市並柳1）は、「OSMOSIS（オズモーシス）」をメーンに取り扱うショップ。昨年は4回にわたり同館内で催事（出張オープン）を行い、好評だったためテナントとしてオープンした。「（催事は）手応えを感じた。路面店とパルコで、それぞれ別の提案ができることが大きな決め手」と同店オーナーの田中康司さん。「『ファッションを通じてみんなが楽しい気持ちになれる場所』がコンセプト。路面店とバランスを取りながら、彩りのある生活になるような提案ができれば」。

　5階の「WAVE」跡には、県内初出店となる古着とオリジナルブランドを扱う「WEGO（ウィゴー）」と、大型靴店「ABCマート」がオープン。「ウィゴーは若い世代の人たちに人気のブランド。オープンの3月25日には開店前に50人ほどの行列ができた」と同館広報の甲藤夕佳さん。

　今回の大型改装では各フロアにテーマを設け、フロアごとに統一感を持たせる。「今まではショップの入れ替わりの繰り返しで、違うテイストのショップが一つのフロア内にある状態だった。例えば1階は、家族で買い物が楽しめるフロアになるような改装を行う」（甲藤さん）

　オープン以来、地元百貨店や企業との連動企画や、県内の高校や大学とのタイアップ企画など、地域に密着した営業を行ってきた同館。「今回の改装では、より多くのお客さまの声を取り入れたショップをオープンしていく」

　「1月まで出店していた『東急ハンズ トラックマーケット』では、3世代でご来店いただく方が多かった。足を運んでもらいやすいショップだったと思う」と甲藤さん。「若い世代以外の方たちにも喜んでもらえる、足を運びやすい新たな『松本パルコ』を楽しんでもらいたい」とも。

　営業時間は10時～20時。