松本・大手に3月1日、ドイツビール&欧風料理店「Sonnenblume(ゾンネブルーメ)」(松本市大手2、TEL 0263-31-6636)がオープンした。
店舗面積は約20坪。席数はカウンター、テーブル合わせて30席。店内は白と茶色を基調にした優しい雰囲気に仕上げた。「ビールにはどちらかというと男性的なイメージがあると思うが、女性にも飲みやすいようなビールもたくさん用意している。女性が足を運びやすいような内装・外装にした」とオーナーシェフの新原典明さん(33)。
ビールは、生ビールとボトルビールを用意。生ビールは「シュヴァイツヴァイツ」(Mサイズ1,260円)、「ドルトムンダーエクスポート」(同900円)、「シュバルツ」(同950円)の3種類。ボトルビールは新原さんが厳選した約30種類を置く。このほかノンアルコールビールやカクテル、グラスワイン、ソフトドリンクなども提供する。
フードメニューはドイツの家庭料理がメーン。牛肉とパプリカのスープ「グーラッシュズッペ」(600円)や、ジャガイモとキャベツのグラタン「ヴィルジングアウフラウフ」(750円)、ウィーン風カツレツ「ヴィーナーシュニツェル」(950円)など。ソーセージは自家製で、ドイツでポピュラーな「ヴラートヴルスト」をはじめ、カレー風味や白いソーセージ(1本230円)などを提供する。「おすすめ」は骨皮付き豚スネ肉をローストして黒ビールで煮込んだ「シュバイネハクセ」(2人前2,450円)や、特製のスパイスで焼き上げた「オマール海老(えび)のポアレ」(2ピース2,350円)など。コース料理は1,900円、3,400円、4,900円の3コースを用意する。
昼は、パスタとサラダ、パン、エスプレッソをセットにした「パスタランチ」(900円)を提供。「ソーセージ盛り合わせ」(900円)などのアラカルトも用意する。
市内のビアレストラン「バーデン・バーデン」の総料理長を務めていた新原さん。ビアテイスターの資格を取得したり、直接ドイツに足を運んだりと、ドイツの魅力にはまっていったという。「本場のドイツ料理は、日本で食べたドイツ料理の味とは全く違った」。本場の味を伝えたいという思いが強くなり、独立に至った。
「ビールや苦いのが苦手という方でも飲めるようなビールも用意している。ビール好きの方にも満足してもらえるビールもある。男女問わず気軽に足を運んでほしい」とも。
営業時間は、ランチタイム=11時45分~14時、ディナータイム=18時~23時(ラストオーダー)。火曜定休。