松本に12月23日、アクセサリーショップ「MASAKI AMSEI(マサキアムセイ)」(松本市大手2、TEL 0263-50-9877)が移転オープンした。場所は「大手一丁目」交差点近く。
白を基調にした店内には観葉植物を置き、ナチュラルな雰囲気に仕上げた。塩尻市出身の店主・田島真樹さん(31)が制作するアクセサリーや革小物を取り扱う。
「男女問わず身に着けられるものを心掛けている」と田島さん。シンプルなものから大ぶりのものまで幅広く制作する。指輪は、周りに赤や緑などの鮮やかなカラーストーンを埋め込んだ細めのものや白っぽくマットな質感のもの、大きめのカラーストーンと組み合わせた3連リングなど、種類もさまざま。「最初はよくあるモチーフのものを作っていたが、『何か違う』と思うようになった。昔からあまり定番のものに引かれず、無意識に個性的なものを選んでいた」と田島さん。ほかの人が好むものを自分が好まないことにコンプレックスを感じていたという。「自分の制作したアクセサリーをいいと言ってくれる人がいてくれたことで、『人と好みが違ってもいいんだ』と自信を持てるようになった」。
昔からものを作るのが好きだったという田島さん。レザークラフト作品をよく制作していた。サービス業や工場勤務もしたが、「自分が心ゆくまで作れる仕事がしたい」と退職。レザーのほかシルバーにも魅力を感じ始め、23歳ごろから独学でシルバーアクセサリーの制作を始めた。2008年12月に塩尻市内で店を開いたが、立地的な問題や松本に友人が多いことから松本市内での出店を考えるように。好みの物件が見つかったため、昨年10月に塩尻の店を閉めて移転した。
「革小物は人を選ばないし、アクセサリーは見るのと身に着けるのとで印象が全く変わる。気負いせず、どんどん試着してほしい。入りやすい店を目指しているので気軽に来てほしい」と田島さん。「今はアクセサリーがメーンだが、もうちょっと落ち着いたら革小物も増やしていきたい」と意欲をみせる。
価格は、指輪=6,800円~、ピアス=1,480円~、ペンダントトップ=5,800円~、革製ストラップ=500円~など。営業時間は15時~20時ごろ。オーダーメードや修理にも対応する。