FM長野で小学生がDJ体験-ラジオCM収録にも初チャレンジ

スタジオで小林さんのアドバイスを聞きながらCM収録する様子。

スタジオで小林さんのアドバイスを聞きながらCM収録する様子。

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 FM長野(松本市本庄1)は8月4日、小学生を対象にスタジオ見学やDJ体験などを行うワークショップを開いた。

最後は充実した表情で記念撮影

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 開催は「KIDUNA(きずな)プロジェクト」の一環。今年で3回目となる同プロジェクトは、ジャパンFMネットワーク(JFN)全国20局と日本自動車連盟(JAF)の共同企画。「家族」「人のつながり」「コミュニケーション」の大切さを伝えるため、全国各地でワークショップなどを開催している。同局でのワークショップは昨年に続き2回目。

 当日は、抽選で選ばれた8組16人の小学生親子ペアが参加。JAF長野支部による交通安全教室や、同局のパーソナリティー・小林新さんによる「ラジオのお仕事講演会」、スタジオ見学・DJ体験が行われた。

 講演会では、小林さん自身がラジオを好きになったきっかけなどを紹介。子どもたち一人ずつに夢や好きなことを聞きながら、「夢は、持ち続けると不思議と本当になる。みんなの夢もいつか絶対かなう」と話した。

 その後、ラジオCM用の原稿を渡してコメントを割り振り、2人1組でスタジオに。スタジオに入るまでは小林さんに話しかけられても恥ずかしそうにしてあまり話せなかった児童も、スタジオに入ると興味津々の表情。マイクを前にすると、最初は緊張であまり声が出せない児童もいたが、「笑顔で話すと元気で明るい声になる。笑顔は声にのるから」と小林さんがアドバイスすると、徐々に大きな声が出るように。ヘッドホンを耳に当てると「自分の声が聞こえて変な感じ」と笑いながら、本番では2人で息を合わせて原稿をしっかり読み切った。

 最後は全員でスタジオに入り、声をそろえて「きずな」と叫んで収録が完了。記念撮影を行い1時間半のワークショップは終了した。諏訪市から参加した中洲小学校2年生の鈴木佑奈さんは「自分の声が聞こえたところが面白かった。ラジオCMになると聞いて、ちょっとびっくり」と笑顔で話した。

 「自分は夢をかなえられたので、子どもたちにも夢を持ち続ければ実現できると思ってほしい」と小林さん。「これをきっかけにラジオをたくさん聞いてもらえれば(笑)」とも。

 当日収録したラジオCMは8月13日以降、同局で放送予定。小林さんがパーソナリティーを務める「GOOD MORNING RADIO」(金曜7時30分~)と「SATURDAY D」(土曜11時~)の来週以降の番組内でも紹介する。

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