長野県内に在住の女性をモデルとした無料配布の写真誌「長野美少女図鑑vol.2」の公開オーディションを兼ねた撮影会が3月21日、松本パルコ(松本市中央1)で行われた。
美少女図鑑は、その街に住む「普通の女の子たち」を各発行エリアで撮影する写真誌。2回目の発行となる今回は、長野市・佐久市・松本市の3カ所で公開オーディションを行った。「前回は長野と松本だけだったが、とても好評だったため佐久の会場を増やした」と長野版の企画・制作を行うP&Kキーズプレイス(安曇野市穂高)の新井朱美さん。松本パルコの担当・高田智恵子さんは「全国的に広がっている企画。地域の活性化にもつながると思い、前回に引き続き場所を提供した」と話す。
当日は創刊号に登場したモデルが受け付けとMCを担当。事前応募者のほか、当日申し込み者など100人以上の参加者が集まった。受け付けを終え、撮影の順番を待つ参加者たちは緊張の面持ち。池田町から来たという大津星来(せいら)ちゃん(8)は「緊張する」と不安そうな表情を見せたが、ギャラリーから見守っていた父親と妹や、一緒に順番を待つ母親に「大丈夫だよ」と声を掛けられると笑顔を見せた。
写真撮影では2人のカメラマンが「ポケットに手を入れて」「ちょっと首をかしげてみて」などポーズのアドバイスをしながらシャッターを切っていた。写真撮影を終えるとスタッフが感想などをインタビューし、その様子をデジタルビデオカメラで撮影した。市内から参加した村松佑菜ちゃん(12)は「こういう撮影は初めて。すごく緊張したけど楽しかった」と話した。
「今回、全体で170人以上、2歳から42歳までと幅広い年齢層の応募があった」と新井さん。「『美少女』と名が付いているが若い子のものだけじゃない。登録は随時受け付けているので、まだの人はぜひ」とも。
「長野美少女図鑑vol.2」の発行は6月ごろを予定。問い合わせは同社(TEL 0263-82-2465)まで。