ホテルブエナビスタがリニューアル-「エグゼクティブ感」演出、ブランド化図る

14階フレンチレストラン「SORPRESA」。店名はスペイン語で「サプライズ」を意味する

14階フレンチレストラン「SORPRESA」。店名はスペイン語で「サプライズ」を意味する

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 ホテルブエナビスタ(松本市本庄1、TEL 0263-37-0111)が2月12日、リニューアルオープンした。

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 同ホテルは1991年11月に開業。5年ぶりとなる今回の改装は「Pleasant(心地よさ) & Fun(楽しさ)」をコンセプトに5フロア・7施設をリニューアル。観光客以外にも、アッパークラスビジネスマン、外国人ビジネスマン・観光客をメーンターゲットに据え、「市内唯一のシティーホテル」としてブランド化を図り、ほかのホテルとの差別化を狙う。

 リニューアルでは12階・13階を「エグゼクティブフロア」とし45室を設け、セキュリティードアを設置した。1階にはドリンクなどの提供などを行うエグゼクティブラウンジも新設。客室内は高級リネンやアメニティーにもこだわり、「エグゼクティブ感」を演出する。6階には愛犬(小型犬)とともに宿泊ができる「ザ・ワンチャンルーム」を新設。「お客さまからの要望があったので。県内のシティーホテルでは初めてになると思う」と同ホテル広報マネジャーの米澤芳子さん。

 1階のショップは取扱商品を増やしてスペースを拡張。ロビーにはゲストリレーションズデスクを置き、接客英会話のレッスンを受けたスタッフや、松本検定を受検したスタッフが常駐する。観光情報などもゆっくり聞くことができ、利用客からは好評だという。「お客さまと密に接することができ、会話も増えたとスタッフも喜んでいる」と米澤さん。「リニューアルに伴い、ハード面だけではなく、ソフト面でもお客さまに満足してもらえるよう、従業員の再教育や社外研修なども実施している」と話す。

 14階のレストランはフランス料理「SORPRESA(ソルプレーサ)」へリニューアル。展望の良い個室も用意する。「軽やかに、華やかに、そして大胆に」をコンセプトに見た目の華やかさも重視したコース料理をメーンに提供する。併設のバーも対面接客のカウンターバーとして生まれ変わった。「今まで何度が足を運んでくれていた人も『(夜景が)こんなにきれいだったとは』と言ってくれている。ほかでは見られない眺めをぜひ地元の方にも楽しんでもらえれば」とも。

 営業時間は、ソルプレーサ=7時~10時、17時30分~22時、バー=17時30分~24時。

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