松本駅前にシミュレーションゴルフバー「No.19(ナンバーナインティーン)」(松本市中央1、TEL 0263-36-0199)がオープンして2カ月が過ぎた。
店内にはバーカウンターとボックス席のある奥に、ゴルフシミュレーションシステム(スリーディー社製)2台を設置する。装置の前でショットすると、打球の方向や速度、回転などをセンサーが計測し、画面上に打球の弾道を表示。クラブやボールは本物を使う。コースは実在する6カ所のゴルフ場を再現。利用料金は1ブース1時間=6,000円。2人でプレーした場合、約2時間で18ホールを回ることができる。店名にちなみ、「19」日が含まれる週には参加費1,000円でコンペを開き、上位者には賞品を用意する。
ドリンクは、30種類以上のカクテル(各500円)やビール、焼酎、日本酒(500円~)などを用意。フードはチョコ盛り(500円)やウインナ盛り(800円)、パスタ(900円)などを提供する。
もともとゴルフ好きだったというオーナーの金田政範さん。2年前にニュージーランドへ行った際に現地のゴルフスクールに入ると、「レッスンプロにはなれるかも」と言われるほど腕前を褒められたという。その後、「もっと気軽にゴルフを楽しみたい」とゴルフバー開店を決意した。ほかのゴルフバーを見るために名古屋などを訪れ、知人からこの場所が空いたことを聞き今回のオープンにこぎ着けた。
オープンから2カ月。「終電までの時間帯にはサラリーマンのグループが、深夜には飲食店終わりの人が多く来店する。結構リアルな映像なので、苦労している人も多いようだ」と金田さん。1月末に始めたブログでは、店内の様子を日々つづっている。
「なかなか週末以外はできないゴルフが、仕事帰りに気軽にできる場所。(ゴルフ場が)クローズになるこの時期もゴルフを楽しんでもらいたい」と金田さん。「ゴルフ好きの交流の場として、今後はゴルフコンパ『ゴルコン』も開きたい。お客さんたちと実際にコースにも出られれば」とも。
営業時間は19時~翌6時。月曜定休。