商店街がテーマの短編映画コンペ「商店街映画祭」、締め切り迫る

昨年の商店街映画祭の様子。写真右が山崎貴監督。

昨年の商店街映画祭の様子。写真右が山崎貴監督。

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 商店街を題材にした短編映画コンテスト「第2回商店街映画祭 ALWAYS続・松本の夕日」を主催する商店街映画祭実行委員会は現在、作品を募集している。

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 作品は「商店街」をテーマにした10分以内の短編映画で、実写でもアニメーションでも可。プロアマ問わず募集する。「松本商店街部門」「全国商店街部門」「モバイル部門」の3部門でコンテストを行い、全作品の中から選ぶ最優秀賞には賞金15万円、各部門優秀賞には5万円を贈呈。審査員には前回に続き「ALWAYS 三丁目の夕日」の監督で松本市出身の山崎貴さんや、テレビドラマの演出や映画監督を手がける七高剛さんを迎える。

 2008年3月に開催された第1回では松本の商店街をテーマにしたが、今回は幅広く全国の商店街を対象にし、「地域振興」と「商店街の相互交流」を目指す。「制作者が商店街を訪れ、街の良さを発見し伝えてくれる。商店主が気づかなかった街の顔を映像を通して知ることができる。上映作品を見た人がそこに出てくる風景や商店を実際に巡りたくなるような感情に駆られる。たくさんのことが映画をきっかけに生まれると思う」と実行委員長の河西徳浩さん。

 昨年は6月にプレイベントを開催、9月からは第1回の最優秀賞を受賞した斉藤新さんを講師に迎え3カ月にわたる映画制作ワークショップも行った。「興味はあってもどうしていいかわからなかったという人が、撮ろうとし始めている。斉藤さんが丁寧に教えてくれて良かった」(河西さん)。

 映画祭は3月22日、まつもと市民芸術館で開催。当日は子どもも楽しめるように「商店街子ども映画祭」も企画、声優体験や子ども向けの映画の上映などを予定する。「応募締め切りまであまり時間はないが…誰でも気軽に撮れるので、ぜひ参加してほしい」と河西さん。

 応募締め切りは今月28日。詳しくはホームページで確認できる。

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