市内10カ所で「松本ミュージックフェス」-50組参加、飛び入り演奏も

飛び入り参加者の演奏も行われた縄手通りステージ。©新まつもと物語

飛び入り参加者の演奏も行われた縄手通りステージ。©新まつもと物語

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 松本市内の10カ所でライブを行う音楽イベント「松本ミュージックフェスティバル2009」が8月29日・30日に開催され、約50組がさまざまなジャンルの演奏を繰り広げた。

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 29日はライブハウス「Raiz」と「ボトムダラー」で「前夜祭」を開催。30日は松本城公園や蔵シック館前、松本パルコ屋上などに設置されたステージでライブが行われた。各ステージでは「ビックバンドジャズ」「アコースティック」「ロック・ポップス・フュージョン」などの分野で、4~7組が演奏。縄手通りのオープンステージでは飛び入り参加者の演奏も行われた。

 5回目となる同イベント。今回は2日間・10カ所の開催で過去最大規模となった。「各ステージで、出演者やスタッフからみんなで盛り上げようとする気持ちが伝わってきた。きっと観客にもその気持ちが伝わったと思う」と実行委員長の藤岡浩志さんは振り返る。

 2年連続同委員長を務めた藤岡さんは、学生時代を過ごした仙台で、ストリートの音楽祭を見て、みんなが一体となって盛り上がる楽しさを知ったという。「ボランティアのスタッフを中心にやっているので、無理のないかたちで楽しく続けてやっていければ」と話す。自らもバンドでギターを演奏し、ステージに上がった藤岡さん。「多くの人がつながって何かできればと思っている。その手段の一つが音楽。これからも音楽で松本を盛り上げて、面白くしていければ」とも。

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