家具・セレクトショップ「nowhere.(ナウヒア)」(松本市大手4)が松本・繩手通りに3月1日、オープンした。
昨年2月に閉店した松本パルコ内で営業していた「デイリーズ」で店長を務めていた榊原奈緒さんと、パートナーのサムさんが開業。以前ピザ店だった物件を改装した。店舗面積は約30坪。
「普遍的なもの」を意識したセレクトで、家具、自転車雑貨、クラフトビールの3つに力を入れる商品構成。家具は「カリモク60」を中心に、ミッドセンチュリーモダンのテイスト。「カリモク60」の正規取扱店は県内2店舗目で、榊原さんが前職での信頼関係を生かして、取り扱いを実現した。ソファや椅子、テーブルなどを用意し、カスタマイズや修理にも対応する。サムさんは、「クオリティーと価格のバランス、普遍的で長く使えるデザインといった、自分たちが理想と考えるものを体現しているブランド」と話す。
自転車雑貨は、「BLUE LUG(ブルーラグ)」のアイテムがメイン。鍵やリフレクターなどのアクセサリーやキャップ、バッグなどをそろえる。クラフトビールは、「Totopia Brewery」(愛知県)、「南会津マウンテンブルーイング」(福島県)などのものがあり、「小規模でこだわりの味を追求している人たちが好き」とサムさん。ドリンクは店内での提供も行う。
2人はもともと家具や雑貨が好きで「デイリーズ」で働き始めた。当時は店舗だけではなく、イベント企画なども任されていたという。サムさんは「漠然と自分の店をやりたいという気持ちを持っていたが、さまざまな人が訪れる家具店は面白いと思うようになった」と振り返る。松本パルコの閉店後、独立に向けて準備を進めてきた。
店名は「nowhere(どこにもない)」と、「now here(今、ここに)」の2つの意味が込められている。「一言で説明がしづらい店だが、『何屋さん』かはお客さんに決めてもらえれば。間口の広い店づくりをしていきたい」と意気込む。
営業時間は11時~18時。店休日はインスタグラムで知らせる。