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松本・信大近くにラーメン店「たか山」 幼なじみの後押しで、夢かなえる

「雲呑(ワンタン)しょう油らぁ麺」(1,250円)

「雲呑(ワンタン)しょう油らぁ麺」(1,250円)

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 ラーメン店「らぁ麺たか山」(松本市桐3、TEL 0263-31-5022)が信州大学近くに6月9日、オープンした。

店内の様子

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 店舗面積は約13坪。席数はテーブル、カウンター合わせて13席。以前「麺51」が営業していた物件で、厨房(ちゅうぼう)の位置を変え、カウンターも新しくした。店主の高山裕也さんは「お客さんが入ってきた時と帰る時に、姿を見て声をかけられるようなレイアウトにしたかった」と話す。

 ラーメンは、「しょう油らぁ麺」「塩らぁ麺」(以上1,000円)の2種類。スープは、うまみ調味料は使わず、鶏と豚から取る動物系と、煮干し、サバ、アサリなどから取る魚介系を合わせる。地元の製麺所に特注した中細麺を使い、チャーシューは豚ロースと豚バラの2種類を用意する。

 トッピングできるワンタンは、「しょう油らぁ麺」には豚肉をメインにブラウンマッシュルームとショウガ、「塩らぁ麺」には鶏肉と大葉、ホワイトマッシュルームを入れる。「食べているうちに麺やトッピングがスープと絡むことで『味変』して、最後まで飽きないようにした」と高山さん。

 高山さんは松本市出身。高校を中退し、15歳の時にラーメン店「寸八」(筑摩4)で働き始めた。各地のラーメンを食べ歩いて経験を積み、開業を目指していたが一歩踏み出せずにいたという。背中を押したのは、2022年10月にラーメン店「小麦そば 池」(中央1)を開業した大池尭之さん。2人は幼なじみで、共にラーメンの道に進み、切磋琢磨(せっさたくま)してきた。「失敗してもいいから、型にはまらず、自分の信じた味で一度勝負しようと決心がついた」と振り返る。

 目指すのは、老若男女問わず愛される味だという。「子どもも年配の方にも足を運んでもらえるような、地域に愛される店にしていきたい」と意気込む。

 営業時間は、11時~14時30分、17時30分~20時30分。月曜夜・火曜定休。

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