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松本市内の3店舗で「エープリルドリーム」 うそではなく「夢」語る日に

「栞日」の1階の壁に貼られたカード

「栞日」の1階の壁に貼られたカード

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 4月1日のエープリルフールの日を、うそではなく夢を語る日にしようという取り組み「April Dream(エープリルドリーム)」が現在、松本市内の3店舗で行われている。

「ベラミ人形店」ではボードを設置

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 松本押絵雛(おしえびな)を制作・販売する「ベラミ人形店」(松本市中央3)、書店「栞日(しおりび)」(深志3)、銭湯「菊の湯」(同)が「Dreamスポット」に登録して行う。来店者に、桜の花びらを模したカードに夢を記入してもらい、店頭に設けたボードや壁に貼る。

 エープリルドリームは、4月1日を「うそをついても許される日」から、「かなえたい夢を語る日」に変えようという取り組み。PR会社「PR TIMES」(東京都)が2020年に始めた。各地に「Dreamスポット」を展開するほか、企業や自治体などの「Dreamパートナー」を募集したり、郵便局にある「Dreamハガキ」に夢を書いて投函(とうかん)できるようにしたり、全国各地から寄せられた夢を紹介する「Dreamトレイン」を走らせたりと全国に広がりを見せている。

 松本市内で「Dreamスポット」は初の試み。ベラミ人形店の三村修子さんが、友人からの声かけに、「4月1日は旅立ちの日でもあるので、夢を語ることで門出を祝いたい」と共感し、近くにある2店舗にも参加を呼びかけた。

 3月中旬から店を訪れた人にペンを渡して、夢を書いてもらっているという。中には、文字ではなく絵を描いて表現する小さい子どもや、すぐには書けず熟考する人も。三村さんは「夢は言葉にするのが大事。自身を振り返るきっかけにもなれば」と話す。

 4月上旬まで。

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