花と焼き菓子などを販売するイベント「ちいさいち～花と、お持ち帰り喫茶～」が2月23日・24日、松本・中町の「cafe chiiann（チーアン）」（松本市中央3、TEL 0263-35-7553）で開かれる。

　花と雑貨のアトリエ「lilas blanc（リラブラン）」（富士見町）を営む久保るいさんが、切り花や花束を販売。持参した花器やカップなどに合わせたセレクトにも対応する。当日は、喫茶は休止するが、ドリンクや焼き菓子のテイクアウト販売を行う。

　久保さんは、野山の草花や種から育てた花、市場から仕入れた花などを用いて花束を作るほか、ウエディングや店舗の植物を使った装飾なども手がけている。チーアンの武田千春さんが以前、県外で利用した生花店を隣接するカフェが印象に残り、チーアンに客として来店していた久保さんに声をかけて企画。2022年から年1回開催している。

　当日は椅子を用意して、多彩な花や、久保さんが花を束ねる姿を眺めたり、テイクアウトしたドリンクを飲んだりできるようにする。「花を選んだり、取り合わせたりする様子も楽しんでもらいたい」と武田さん。前回は花器を持ち込む人が増え、ガラスや陶器、動物や鳥の形をしたユニークなものに生ける様子も見られたという。「持ち込みはこのイベントならではの楽しみ。春らしい花がたくさん並ぶと思うので、季節を先取りしに来てもらえれば」と呼びかける。

　開催時間は11時～17時（商品なくなり次第終了）。