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松本の「追分屋旅館」がカフェ&ショップ ワイナリーの2階に併設

ワイナリー2階に、カフェとワインショップを新設

ワイナリー2階に、カフェとワインショップを新設

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 松本・美ケ原温泉の「追分屋旅館」(松本市里山辺)が敷地内に設けたワイナリー2階に、カフェとワインショップ「Cave a vin de Yunohara(カーヴ ア ヴァン ド ユノハラ)」が1月30日、オープンした。

自社醸造のワインとシードル

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 ワイナリーは、「Domaine de Yunohara(ドメーヌ・ド・ユノハラ)」。市内波田にあった築100年を超える蔵を移築して改修した。2階は天井のはりなどを生かし、ダークブラウンを基調にして落ち着いた雰囲気に仕上げたという。店舗面積は約10坪。席数はテーブル16席。

 ランチは県内産のそば粉を使ったガレットをスープ付きで提供する。現在提供しているのは、卵とハム、チーズの「コンプレット」(1,320円)、「鶏肉ときのこの信州みそ煮込み」(1,540円)、「スモークサーモンとアボカドのサラダ仕立て」(1,650円)の3種類。ほかに、コーヒーとデザートのセット(770円~)、「安曇野リンゴジュース」(500円)なども用意する。

 アルコールはいずれも自社醸造のワインとシードルを用意。山辺地域で栽培したブドウで仕込んだ「デラウエア&ナイアガラ」(2,750円)や、「カベルネ・フラン」(3,300円)など、ボトルで購入できるようにしているほか、グラスでの提供も行う。市内産のリンゴ5種類を使った「シードルセミスイート」(2,310円)なども。社長の花岡秀敏さん「昨秋に収穫して醸造している物も、春以降に提供予定。今後はメニューの充実も図りたい」と話す。

 同社はワインツーリズムによる観光誘客、地域振興や関係人口創出を見据え、2023年4月にワイナリーを新設。同年夏ごろに醸造を開始した。併せてブドウの自社栽培も進め、今秋には収穫を予定している。「自分たちで手がけたブドウがどんなワインになるのか楽しみ。温泉と合わせて地域の魅力として発信していければ」と意気込む。

 営業時間は10時~14時30分(ランチは11時30分~13時30分)。水曜・木曜定休。

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