松本・並柳交差点そばのヤマダ電機跡地に12月20日、大型リサイクルショップ「お宝中古市場 松本店」(松本市出川3、TEL 0263-50-9008)がオープンした。
万代書店グループの同店は、新潟県、山形県にそれぞれ2店舗、静岡県に1店舗を展開。今回茨城県にあった店舗が、松本へ移転してのオープンとなった。約600坪の店内には古着、ゲーム、玩具、CD、DVD、トレーディングカード、楽器、コミック、釣具など、多種多様な中古品15万点以上を取り扱う。
同店によると、メーンターゲットは30代前後で、ゲームでは、ファミコンのレトロゲームなどが良く売れていると言う。玩具では、超合金やブリキのおもちゃ、ソフトビニールの人形など「懐かしい」ものから、トミカ、チョロQ、ガンプラまでを幅広くそろえる。CDはアルバムのほか、8センチシングルCDやレコードも用意。古着は人気が高く、ストリート系、アメカジ系などのメンズや、在庫量の豊富なレディスなどを多様に取り扱っている。
「来店者が楽しめる、エンターテインメント性のある店舗として、ゲームや玩具にも力を入れている」と池田敬店長。松本店では「バンド人口が多いためか、楽器の動きが活発」と話し、今後この分野も力を入れていくと言う。
開店から1カ月、最も込む土曜・日曜には500人ほどの来客がある。家族で来店して、子どもはおもちゃを、大人は懐かしの品を手にしていくという。「多くの客層に応えられる品ぞろえを目指している。ぜひ家に眠っているものを持ってきてもらいたい」と池田さん。「この店はお客さんに作ってもらう店。古い思い出を売って、新しい思い出を作っていただければ」とも。
営業時間は9時~翌3時。