全国のパン職人が集まり、2泊3日で製造技術を学ぶ集中講座「第1回ブレッドキャンプIN松本」が松本市内の4会場で開催された。主催は、リテールベーカリー協同組合。
「ブレッドキャンプ」は、本場アメリカで数百人のパン職人が全世界から集まり、技術を学ぶ大規模なイベント。同組合はその日本版の構築を目指し、今回が初の開催となった。
初日の24日は上高地で各店が自慢のパンを持ち寄り、いろいろな食材と合わせてサンドイッチディスカッションが行われた。翌25日は5人のベテラン職人が講師となり、フランスパンやクロワッサンの作り方を実演。参加者は生地をこねるときの手の形や力の入れ方などを学び、メモを取ったり、講師のやり方をまねて実際に生地をこねたりしていた。最終日の26日は、あがたの森文化会館(松本市県3)で、パン製造の理論や歴史、接客方法などの講演会を一般も交えて行い、全プログラムを終了した。