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松本市美術館が70歳以上の絵画作品公募 来年3月、「老いるほど若くなる」展

前回の様子

前回の様子

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 松本市美術館(松本市中央4、TEL 0263-39-3400)は現在、来年3月に開かれる70歳以上を対象とした公募展「老いるほど若くなる」の絵画作品の募集を行っている。

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 70歳以上であれば、国籍、職業、プロアマ問わず誰でも応募ができる同展。テーマは自由で、公募展未発表の平面作品に限る。ジャンルは日本画・水彩・油彩・アクリル画・パステル・版画・水墨画・コラージュなど(書・写真を除く)で、規格は50号(116.7センチ四方、額装を含まない)以内。作品搬入を来年1月19日~21日に行い、洋画家・佐々木豊さん、日本画家・中島千波さん、小川稔同館館長が審査を行う。

 7回目となる同展は2004年にスタート。当初は3年に1度だったが、2009年から隔年で開催する「ビエンナーレ」形式になり、「健康寿命延伸都市」を掲げる同市独自の企画として定着。前回(2015年)は、70歳から93歳まで、41都道府県・408人の応募の中から、入賞・入選作品108点を展示した。

 応募者は、若いころから描いている人も、定年後に始めた人もいるという。「公募展というと、若手作家の発掘に主眼が置かれがちだが、年齢を重ねたからこそ描ける作品を紹介したい。これから初めて描く、という人もチャレンジしてもらえれば」と同館担当者。

 出品料は5,200円。1人1点まで。応募締め切りは12月15日。同展の開催期間は来年3月4日~4月9日。

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