安曇野のご当地グルメとして開発された「安曇野林檎(りんご)ナポリタン」が現在、市内店舗を中心に提供されている。
同ナポリタンは、ソースに地元産のリンゴを使い、バランスの良い酸味と甘みが特徴。各店舗が工夫を凝らした一品に仕上げた。「リンゴも角切りやスライス、すり下ろしなどバリエーション豊富。自家製のベーコンや地元産の玉ネギを使うところもあって、各店の違いも楽しめる」と市商工観光部観光交流促進課の白木雅浩さん。
提供するのは「カントリーキッチン順燻の家(じゅんくんち)」(穂高有明)、「ホテルアンビエント安曇野」(穂高牧)、「レストランアベ」(穂高)、「レストランラヴニール」(同)、「食事処美里」(堀金烏川)、「ナポリピッツアTASUKU」(同)、「小柴屋」(豊科)、「レストランハローズ」(同)、「珈琲(コーヒー)哲学あづみ野店」(同)、「同松本店」(松本市村井町西)。
2011年に同市が取り組んだ「安曇野B級ご当地グルメ開発事業」をきっかけに、安曇野調理師会、松本大学矢内研究室、安曇野市商工会飲食分科会などが共同開発して生まれた同ナポリタン。一昨年の「第8回安曇野フェスタ」でお披露目し、昨年から市内5店舗で提供を始めた。「3シーズン目になり、少しずつ提供店も増えてきた」と白木さん。「安曇野の自然の恵みを活用したご当地グルメとして広がっていけば」と話す。
価格は650円~。提供期間は店舗によって異なる。問い合わせは同課(TEL 0263-71-2053)まで。