![ビジュアルにもこだわった「藤原印刷連」は笑顔のカニが先導](https://images.keizai.biz/matsumoto_keizai/headline/1438589485_photo.jpg)
松本市の中心市街地で8月1日、「第41回夏まつり松本ぼんぼん」が行われた。299連、約2万5500人が踊りに参加し、夜の松本が熱気に包まれた。
毎年8月の第1土曜に行われる同祭。企業や学校などでつくる「連」と呼ばれる参加グループが、休憩を挟みながら約20分の踊りを7回踊り、コースを周回。各連の踊りを審査員が審査し、最優秀賞をはじめさまざまな賞を選出する。
17時には、松本駅東側から駅前大通り、松本城までの約6.5キロが歩行者天国になり、マーチングバンドやバトン、松本陸上自衛隊の音楽隊が演奏しながらパレードを行った。オープニングセレモニーでは、菅谷昭松本市長が「子どもから大人まで多くの笑顔があふれる、市民の皆さんに愛されているイベントだとあらためて実感している。熱い松本の夏、盛り上がりを見せている」とあいさつした。
開始時間が近づくと、参加者が集まり各連からは気合を入れる声が上がった。「アルプスの里、歴史をしのぶ城下町に響かせよう、松本ぼんぼんの歌と踊りを! レッツゴー!」の掛け声を合図に、軽快なサンバ調といわれる「松本ぼんぼん」の音楽がスタート。特設ステージでは昨年の最優秀賞の「セブン&アイホールディングス」連が模範踊りを行った。
周辺飲食店では、店頭でドリンクや限定メニューを販売。松本・千歳橋近くのガレット専門店「creperie monkava(クレープリー モンカバ)」横の駐車場には、同店をはじめ4つの市内飲食店が屋台を出店。ガレットや、ナシゴレン、グリーンカレーなど多国籍なメニューを展開し、多くの人でにぎわった。
21時まで踊りは続き、最優秀賞には「Briks(ブリックス)」連が選ばれた。踊りの後には、参加者によるごみ拾いが行われ、今年の松本ぼんぼんは幕を閉じた。