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松本城公園で「クラフトビールフェス」-県内外のビール50種

会場の様子

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 松本城公園(松本市丸の内)で現在、「ビアフェス信州2014 クラフトビールフェスティバルin松本」が開催されている。

オリジナルグラスに注がれるビール

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 県内に醸造所を構えるクラフトビールを中心に40~50種類を提供する。県内からはヤッホーブルーイング(佐久市)、南信州ビール(駒ヶ根市)、OH!LA!HO BEER(東御市)、穂高ビール(安曇野市)、木曽路ビール(南木曽町)、諏訪浪漫ビール(諏訪市)、塩嶺麦酒(塩尻市)、志賀高原ビール(山ノ内町)、AJBブルワリー・里武士タップルーム(野沢温泉村)。ほかに、飛騨高山麦酒(飛騨市)、エピック・ブルーイング(アメリカ・ソルトレイクシティ)など松本市姉妹都市のものも。期間中、松本山雅の試合がある日には対戦相手の地元のビールも用意。20日(対カマタマーレ讃岐)はさぬきビール、23日(対ギラヴァンツ北九州)は門司港地ビールが登場する。

 県産食材を使ったフード類も充実。地元の飲食店が出店し、ソーセージや山賊焼き、信州ジビエのパスタやピザなどを用意する。期間中はライブなどのイベントや、ベストブルワリーとフードブースを決める投票なども行う。

 小規模な醸造所(ブルワリー)が独自の味や質にこだわってつくるクラフトビールは近年注目を集めており、全国各地でビアフェスが開かれている。「ビアフェスは、クラフトビールを味わうイベント。普段ビールをあまり飲まない人でも、きっとお気に入りの一杯が見つかると思う」と同実行委員会・企画運営の林幸一さん。

 収益の一部は、福島県から松本市に移住している子どもを支援するため、NPO法人「長野県みらい基金」を通じて寄付する。「単に飲んで食べて終わるのではなく、価値あるイベントにしたいという思いがあった」

 松本城を眺めながらビールを楽しめる絶好のロケーションでの開催。「初開催なので場所も悩んだが、やはりお城だろうということになった」と林さん。「観光客の方には『また松本に来たい』と思ってもらえる、地元の方にはあらためてお城の素晴らしさ、松本の良さに気付いてもらえる機会になれば」とも。

 開催時間は11時~18時(23日は17時まで)。チケットは当日3,500円(ビール券5枚、オリジナルグラス付き)。1杯600円(プラスチックカップで提供)。9月23日まで。

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