松本・四賀の古民家カフェ「sabouしが」(松本市殿野入、TEL 0263-64-3270)で7月26日、天体観測会イベント「夏の星空ウォッチング&野外ごはん」が行われる。
当日は、オリエンテーションの後に自家菜園で野菜を収穫して野外で調理。夕食後に天体望遠鏡で天体観測を行う。大町エネルギー博物館を拠点として活動する「フォーマルハウト」のメンバーの解説を聞きながら、夏の星座や天の川、土星や火星などの惑星、こと座環状星雲、ヘルクレス座球状星団などを観察する。「普段から時々見かけるので(笑)、流れ星も見えると思う」と同店の宮崎恭子さん。
昨年3月にリニューアルオープンした同店。地元野菜を使ったメニューを提供するほか、ヨガや料理教室のワークショップなども開いている。「店の周りが少し開けているので空がよく見える。いつか観測会を開きたいと思っていた」と宮崎さん。知り合いだった「フォーマルハウト」のメンバーに相談して準備を進めてきた。
当日は新月の前夜に当たるため、月の光の影響が少なく、観測に適した状態だという。「野外で作ったご飯を食べて、皆で星空を見上げたい。松本は市街地でも星は見えるが、四賀は格別」と参加を呼び掛ける。
参加費は、大人=2,500円、小学生=1,250円、3歳以上=600円(食事代、保険代込み)。雨天・曇天で観測ができない場合は、プロジェクターを使い室内で「夏の星空の解説」などを行う。申し込みは同店まで。締め切りは7月19日。